Snap #01 自分好みのサイズ感でシルエットを楽しみたい

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佐藤早苗さん/編集者
トンマーゾ・ナニさん/デザイナー


国内外の雑誌や企業の広報誌などに寄稿する編集者として活躍する佐藤早苗さん、そしてイタリアと日本を拠点にプロダクトデザイナーとして幅広いデザインを手がけるトンマーゾ・ナニさん夫妻。日本とイタリアそれぞれに住まいを構え、二拠点を往来しながら公私ともに仲睦まじい二人は普段からチノなどのパンツはシェアをするといいます。しかしデニムパンツはそれぞれジャストサイズで楽しみたいそう。そんな二人にNC PRODUCTSのデニムパンツを楽しんでもらいました。

もともとデニムパンツを愛用する佐藤さんは、取材撮影でアクティブな日々を送ります。

「移動に自転車をよく使うのでパンツスタイルが多いのですが、自転車を目一杯漕いでもNC PRODUCTSのデニムパンツは硬い生地の締め付けなどがなく快適ですね。一日履いていてもストレスがなく心地いい。パンツ選びではいつもシルエットやサイズ感に悩みますが、このデニムパンツはレギュラーフィットのきれいなシルエットも魅力に感じました」といいます。

一方でナニさんは、デザイナーらしい視点でベーシックラインのデニムパンツを読み解きます。

「通常のデニムパンツよりもエレガントに感じます。デニムというとアメリカ的なデザインを思い浮かべますが、それらのカジュアルな雰囲気よりもきれいな印象。ステッチもネイビーで生地と色を揃え、ボタンもシンプル。ポケットも多すぎるとカジュアルな印象になりますが、過剰なものを取り除いたミニマルな佇まいがいいですね」

取材日はクリスマスプレゼントだというニットを合わせてくれた佐藤さん。シンプルなセーターのようにウールやコットンの素材感ある表情をもつアイテムに合わせたいという彼女に対し、ナニさんはジャケットやレザーシューズ、ブーツを合わせてカジュアルとフォーマルの中間を楽しむのも良さそうと応えます。息もぴったりな二人はそれぞれどんなふうにデニムパンツを育てていくのか、いまから楽しみです。

佐藤早苗
インテリアデザイン誌『エル・デコ』などで編集に携わり、クリエイティブエージェンシー「W+K Tokyo」を経て独立。編集ライター、コピーライター、コーディネーターとして活躍する。

 

トンマーゾ・ナニ
イタリア・ミラノ生まれ。2012年に池内野有とデザインユニット「Mist-o」設立。ミラノと東京をベースに、インテリア、プロダクトを中心に作品を発表する。

 

 

取材・文:山田泰巨

写真:太田太朗

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